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FT8 高調波の回避

時々このような信号を見ます。ご本尊が約430Hz、その2倍、3倍、4倍、5倍に高調波がいます。次数が高くなるに従って縦じまの間隔が広がっているのが分かります。この方はいつもこの周波数あたりで運用されています。(JH1???)

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これを回避するにはTRXのレベル設定を見直す、或はjtdx/wsjtxに備わっているFake Itを使います。Fake Itはオーディオ周波数に応じてTRXのVFO周波数を500Hz単位で変え、高調波を送信帯域外に追い出すものです。レベル設定に自信があったとしても、絶対にFake Itを使うべきと考えます。

20M FT8の場合、標準周波数(VFO周波数)は、14074KHz
オーディオ周波数が400Hzの時、そのままなら800Hz、1200Hz、1600Hz、2000Hz、2400Hz、、、と高調波成分がそのまま送信されます。
Fake Itを使えば、
オーディオ周波数が400Hzなら、VFOを14072.5KHzにします。オーディオ周波数は1900KHz、2倍は3800Hz、、、となり高調波成分は送信帯域外に追いやられます。受信側は14074KHzで受信するので400Hzのオーディオとして復調されます。

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FT8/FT4では単純な高調波とは別に、約100Hzごとに現れる無数の子供に遭遇することがあります。どうも電源系のノイズによるものと思われ、各所にコアを挿入することで軽減できるようです。
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[ 2020/03/06 07:45 ] JTDX, WSJT-X | Trackback(0) | Comment(0)