先月からテストしてきた釣り竿アンテナですが、 ・ バンドによってATU動作が不安定 ・ 期待していた7の成果がイマイチ 止むを得ず、これを降ろし、再び10/18/24用のVN-3Jrを上げました。以前もそうでしたが、24の共振特性が少しおかしく、24用ラジアルを外しても殆ど変化しません。取扱説明書にあるように、マストと絶縁して取り付けてありますが、何故か下図のような特性です。絶縁と言ってもただビニール袋を被せただけなので、高周波的にはあまり意味がなく、マスト+アルファがラジアル替りになっているようです。  他のバンドの共振周波数とSWR 10.140 1.06 18.110 1.02 (24.900 1.7) また、従来から使っている14/21/28用のHT-3は、 14.090 1.17 21.180 1.01 28.120 1.25 2023/4/2 給電部ヲマストから完全に浮かした状態で、24のラジアルだけを接続すると、きれいな共振特性になります。しかし、更に10、18のラジアルを接続すると、これらのバンドの共振点はどこかに飛んでしまいます。仕方なく元に戻しました。難しい、、、
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現在のアンテナは、2階ベランダにあげた14/21/28用のトラップバーチカル、全てのバンドで使える釣竿に沿わせた8mのワイア+ATUです。 ・ 14/21/28用のトラップバーチカル (GP) 全長3m弱、各バンド用にラジアルを2本ずつ展開してあります。給電点はベランダから手の届く高さなので、ほぼアンテナ全体は屋根に隠れています。 ・ 8mワイア+ATU (釣り竿アンテナ) 全長7.5mの釣り竿に8m強のワイアを添わせてあります。ラジアルはベランダ床に、2.5mが20本、5m弱が2本、10mが2本です。ATUはLDG RT-600をベランダに転がしてあります。 GPと釣り竿アンテナを14、21、28で、JTDXのデコード数を比較してみました。同じようなアンテナなので飛び具合の比較はやっていませんが、同じようなものでしょう。 14MHz GPのほうがベター 21MHz GPの方がややベター 28MHz 釣竿アンテナの方がずっと良い。デコード数で2倍から3倍になることがある。耳で聞いていてもノイズレベルがぐっと下がるのが分かる。デコード数の違いは、このノイズレベルの差でしょう。
今まで7に出られなかったので、10/18/24用のトラップバーチカルを降ろし、釣り竿アナテナにしました。先日も少しだけテストしておきましたが、今日は本格的に変更です。 釣り竿は約7.5m、エレメントは約8.5mのワイア、ラジアルは、7/10/18/24のそれぞれ1/4波長のワイアを2~3本ずつベランダに這わせ、LDG製の屋外対応ATUで整合をとっています。 14/21/28は従来通りのトラップバーチカルです。
サガ電子のZA-21Hを買ってみました。21MHz用の1/2波長のZepp型ワイアアンテナです。とりあえず室内で6.5mのワイアを適当にカーテンレールにかけてみました。なんと見事な特性です。勿論、ワイアに触ったり、位置を少しでも動かすところころと特性がかわります。給電部の整合回路に触れても同じです。 少しでも電流腹を高くあげることにより、受け、送りの改善が得られるかテストするのが目的で、いずれベランダから釣り竿を使い、垂直型としてあげるつもり。 
10/18/24MHz用に上げていたVN-3Jを降ろして7/10/18/24MHz用にVN-4DXを上げました。長さは6.5m、重さが6Kgもあり苦労しました。 7/10はまともな共振特性ですが、残念なことに18/24はちょっと変な特性です。取扱説明書にはマストとは絶縁して固定するようにとありますが、今回はそれを省略しています。その影響かどうかは分かりません。もう一度上げ直す勇気もなく、18も帯域内ではSWR 2以下となっているので、しばらくはこれで使うことにします。 

7/14/21/28用に上げていたV-4Jrを降ろし、その代りに14/21/28用のHT-3を上げました。この時、不注意でトップハットの4本のロッドのうち1本をねじ切ってしまいました。残りの3本のロッドだけではいい共振特性が得られません。 仕方なく、パイプに残っているロッドのネジ山の部分を何とか取り除き、ロッドに残っているネジをうまくねじ込むことが出来ました。ロッドが仕様通りの4本になり、14の共振特性も満足できるものとなりました。 このロッドはあまり強く締めつきすぎるとねじ切ってしまう恐れがあるので、今度は軽く指でねじ込むだけにしました。 このところ愛用しているSARK-110-ULMをPCに接続して描かせた特性です。背景色が色付きの部分が各バンドの帯域です。今日は今のところ晴天ですが、雨天時には各バンドの共振点が下にずれます。ただズレの程度はV-4Jrほどは大きくありません。 

 2021/5/4 各バンドのラジアルを少し調整しました。ラジアルは14、21が2本ずつ,28は1本です。21はもう少し下げておきたいところです。これで雨の時どの程度ずれるかな? 

殆どテストもしていなかったMINI-WHIPをテストしています。この中にプリアンプが入っていて、同軸ケーブル経由でDCを供給します。  ・ 室内に置いた場合は殆ど聞こえません。 ・ 手持ちの釣竿を3mほど使ってトップにMINI-WHIPを付けて庭に出してみました。K3の受信アンテナ入力に接続、GPと切替えて様子を見ます。14MHz FT8で適当な相手に的を絞って比較します。JTDXでデコードしたS/Nデータを自作のユーティリティプログラム上に表示してみます。緑表示がMINI-WHIP、赤表示がGPです。 無信号時のノイズレベルは、MINI-WHIPでS 3~4、GPではS 6~7です。 相手がR21HNYの場合  相手がRU0SPの場合  常時QSBがあるのでなかなか比較が難しいのですが、この相手の場合、平均してMINI-WHIPの受信状態のほうがベターです。但し、バンドによって、相手との距離、相手のアンテナ等で違う結果になりそうなので、もうしばらくテストが必要です。 2021/1/5 私が使う他のバンドで同じような比較をしてみました。7/10/18/21MHzは、14MHzとは逆にGPのほうがベターという結果になりました。これがアンテナの設置場所によるものかどうかは更にチェックが必要です。
昨日はほぼ1日中雨になりました。V-4Jrの共振周波数のズレを見てみました。 7MHz 約-160KHz 14MHz 約-700KHz 21MHz 約-320KHz 28MHz 約-600KHz 因みにほぼ同じ条件で設置したHT-3の雨天時のズレは次のようなものでした。 14MHz 約-110KHz 21MHz 約-150KHz 28MHz 約-80KHz V-4Jrは予想以上に大きくずれてしまい、この状態では使うことができません。昨日、今日は風も強く「気持ち悪い」ほどにしなります。 7MHzに出られるV-4Jrをとるか、比較的雨天時のズレが小さく、多少の風にもびくともしないHT-3をとるか迷います。
もう1本、10/18/24MHz用のミニマルチVN-3Jを上げ直しました。ラジアルも元のままですが、狭い庭の上がラジアルだらけなのでもう少し整理しながら、ラジアル長も再チェックします。  2020/4/7 各バンドともにラジアルを1本として長さを少し調整しました。以前のデータでは雨天時には10で3KHz(!)、18で80KHz、24で160KHz下方にずれます。 

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